10年前のバイブル

これは学生時代によく読んだ沢ガイド本。
コレをコピーしてよく友達と沢へ遊びに行った。
目的は、誰もいない沢で魚を捕まえて、焚き火をして、酒を飲むってかなりユルユルな沢登りだったけど。
いま思えば、あれが僕のアウトドアの原点だったような気がする。

これには東京近郊の丹沢、奥多摩、奥秩父の沢が300ルート掲載されている。
近頃、コイツを本棚から取り出してちょいちょいながめている。

それぞれの沢に手書き風のルート地図が載っていて、よく調べられ、書かれている。
それぞれの沢には、推薦者がいて、推薦者自らガイドを書いているからおもしろい。

アマゾンで調べてみたら¥7,000という値段がついていた!
(定価は¥2,000)

寒くなってきたからか焚き火がしたい。
今週末は、久しぶりに丹沢の沢へ入ってみようと思う。

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さて、最近読んだ本でビビッときたヤツ。
『荒海からの生還』

帯にはこうある。

『苦難の漂流38日間を描いた感動の記録』
大型ヨットはシャチの攻撃であっけなく沈んだ。
太平洋の真ん中で救命いかだとボートに命を託す6人。
飢えと渇き、サメの襲撃、そばを通りながら気づかずに去る船ー
絶え間ない苦痛や恐怖、絶望を乗り越えて行き抜くロバートソン一家。
そして、ついに日本漁船が・・・。



漂流ものには、目がない。
イギリスの家族(父、母、子供3人)とニュージーランド人の旅人が乗るヨットが転覆して、救命いかだにのってウミガメやシイラなどを食べながら38日間漂流。その真実を、お父さん自ら書いたノンフィクションだ。

表紙の写真は、日本の漁船に彼らが救助されているときの写真。
よく撮ってたね〜。
彼らの容姿で、漂流の過酷さが伝わってくる。

読書の秋です。