こわい沢

週末は、笛吹川の東沢にはいった。
ここは10年以上通う、お気に入りフィールド。
信州沢を右、右につめていく。
何度も歩いたことがある道だ。
しかし、どこで間違ったのか。
稜線までまだまだのところで大きな滝にぶつかった。
引き返すのもめんどいので、巻いて登る。
ヤブこぎ、落石、ロープの出番が続いた。
主稜線からのびる小さな尾根に出るがヤセ尾根で歩けない。
その尾根をトラバースぎみに稜線をめざす。
北へ歩けば、稜線に出ることはわかっていたけれど少々アセった。
稜線にでたのは薄暗い15時。
予定よりもだいぶ西側の稜線にでていた。
雨の中ヘッドランプの光で下山。
川上村の駐車場には、19半着。
タクシーで信濃川上駅へ。
最終新幹線でなんとか帰還。

何度も歩いたことがある沢だからなめていた。
山の神からのおしかりを受けたのだと思う。
「ちょーしにのんなよ」って。