帰国。

北欧バックパッキングから帰ってきました。

北極圏のラップランド
大西洋の暖流の影響で、北極圏といえども温かく、湿度が高いため特殊な生態系が息づく荒野が、僕のお気に入りフィールド。
スウェーデンでもっともデカくて、歴史のあるサーレク国立公園の核心部を9日間かけて歩いた。
距離にして100キロちょっと。
タツムリのごとく、ノソノソとゆっくり写真をとりながら。
雨の日は、動かず、本を読み。
太陽が大地に差し込むと歩きだす。
なんて、贅沢な山歩きだろう。

心細くなるくらいにぜんぜん人がいない。
ときどき見かけるのは、トナカイたち。
テントはどこに張ってもよし!
テントの窓をあけると目の前には氷河をかぶった山々。
毎日、視覚のスミに現れる虹。
氷河から流れる冷たいゴクゴク飲める水。
まぶしいくらいの紅葉。
テントの前でみかけたクマ、の糞。
疲れをぶっ飛ばすブルーベリー。


毎日虹をみた。
空が広いからか。
天気が変わりやすいからか。


絶壁のうえにテントを張るストックホルムからきた若者。


虹を見飽きた瞬間。


テントからの眺め。


満月の朝。


いやあ、満たされた。
旅の詳細報告はどちらかの雑誌で!