スラックライン

スラックラインにハマっています。
つまり、つな渡りというか、テープ渡り。

1960年代にヨセミテのクライマーがバランス感覚を養うためにクライミングロープ、またはスリングを木と木との間に張って、そのうえを歩いたのがはじまりだとか。
岩登りの順番待ちのときに時間を持て余して、誰かが遊びはじめたのでしょう。
なんだかこんなルーツの話や歴史もコイツに惹かれる原因でもある。
遊びって、人生にとって大事だよなあって。

最初は、誰でものれない。
立つのもむずかしい。
むずかしいからおもしろい。

全然カラダを動かしているつもりはないのに、カラダから汗が噴き出し、あっという間にアツくなる。
目に見えない体幹筋肉が鍛えられているのだとか。
コイツをやった次の日は、いつも筋肉痛になってしまう。

歩けるようになったので、次は座ったり、ジャンプしたり、ターンしたり。
ただの1本のテープなのに、無限に楽しめる。
誰にもできるし、木が2本あればどこでもできる。
これ以上にシンプルな遊びがあるでしょうか?!

僕が持っているのは、フランスのブランド「slack.fr」(スラック・エフアール)のプリミィティブ キット。
幅2.5㎝と狭く、ラインが空中式で弾力性というか、しなりがある。
表面生地も柔らかくてハダシが気持ちいい。
ラチェットがないので、軽くて、山にも持っていける。

詳しくは、12月10日発売のBE-PAL1月号の巻頭にて。
いま日本で購入できるスラックラインカタログや歴史、楽しみ方を紹介しています。