雪がやってきた

小学校3年生の頃、大雪が降った。
やんちゃ盛りの兄と弟と僕は、一緒に屋根からソリで滑って遊んだ。
屋根にジャンプ台を作って、空が暗くなるまで飛びまくったなあ。
あれは、楽しかった。

ようやくあちこちで雪が降りはじめた。
しかし、コチラは部屋に閉じこもって原稿に追われている。

僕が生まれ育った湿気の多い日本海側に比べ、乾燥した東京の冬はなぜだかすこぶる寒くて。
原稿に集中したいときは、エアコンを入れてしまう。
で、もっと集中したいときは熱々のシャワーを浴びる。
すると、ふと書きたい文面が頭に浮かぶ。
なぜだろう?

原稿に詰まったら、熱々のシャワーを浴びるか、濃いコーヒーを飲むか、走るかのいずれかが効果があるとライター歴4年にしてようやくわかった。

いま、年末配布の「フィールドライフ」でsweden backpackingの記事を書き終わったところ。

うまくまとまったかわからんが、言いたいことは書けたと思う。

はやく滑りにいきたいなあ。

撮影/Goto Masato