今年最後の山行

今年最後の山は、西穂高岳の独標。
ロープウェイを使って登って、西穂山荘に泊まってのずるい山行だ。
「PEAKS」5号の巻頭&表紙取材。

約3年前、この西穂山荘で働く若者たちを「b*p」5号で取材した。
そのときのリーダーだった後藤さんがまだいらっしゃって、ぼくのことを覚えていてくれた。
物腰が柔らかく、礼儀正しく、山男っぽくない甘いマスクは、なんら変わっていない。
男の僕からみても、とても魅力的な男なのだ。

後藤さんによると、3年前に働いていた明石さん(当時25歳)と葉月さん(当時19歳)は先日結婚して、岡山に住んでいるという。
葉月さんのお腹には、なんと子どもがいるそうだ。

ここ西穂山荘で、出会って、いまは遠い岡山に住んでいるふたり。
できることなら、いつか再会して、もう一度話をしてみたい。
当時、もう付き合っていたとしたら、自分の取材力はまだまだということですな。

お姉さん肌だった大友さんは、下の横尾山荘で働いている。

3年前、兄弟のように同じ釜のメシを食い、同じ屋根の下で寝て、働いていた彼らは、当たり前だけどそれぞれの人生を歩んでいたのでした。







独標にて、モデル役のちーちゃん。





撮影隊長、カメちゃん。
ふけたな〜。





西穂山荘の名物、「西穂ラーメン」。
西穂に来たらこれを食べないと帰れない。
とんこつとしょう油味があるのだが、ぼくはしょう油派です。