こまったこまった

今月初旬に縦走した飯豊連峰に関する書物を探していたら『飯豊道』という本を見つけた。これは新潟県新発田市に住む五十嵐篤雄さんという方が書いたもの。 初版は、11年前の1998年4月とある。僕らが歩いた同じコースを60年前に五十嵐さん自ら歩いているエッ…

筋肉の増やし方、勉強中

「筋トレと食事学」というページを書くことになった。 その戦いの場は、マガジンハウスの『ターザン』。 先日、「筋トレと食事学」の関係にお詳しい博士にインタビューしたのだが、これがおもしろいのなんの! もともとこの分野には興味があったもんだから筋…

北欧山歩き

今年の夏、スウェーデンのSarek National Parkを歩いた。 その報告を急遽、エイ出版の山雑誌「PEAKS」で書かせていただくことになりました。 ありがたいことです。

屋久島縦走

はじめて屋久島へ上陸。 世界遺産に登録され、観光客が増えたというだけで冷めた目を向け、富士山と同じようにいままで屋久島を敬遠してきたことをいまここに白状しよう。 しかし、入山規制をする、しないがニュースになった昨今。 そろそろ行っておかなきゃ…

動く動く

飯豊の次は、愛媛。 その次は、屋久島。 帰ってきたと思ったら明日は長野。 今月はまったく家にいない。 家賃がもったいない。 おやすみなさい。

ふるさとの山へ

山で出会ったおじさんやおばさんに聞く質問がある。 「いちばん好きな山はどこですか?」 その質問のダントツ1位は、わがふるさと新潟と福島と山形の県境に広がる飯豊連峰だ。9月中旬、北極圏の大地を歩き終わって、ストックホルムの安宿に泊まっていたとき…

週末に買った本

いや〜、サッカー選手、永井秀樹の栄光と屈辱を書いたルポルタージュがよかったですね。 しんみりしちゃいました。 僕がサッカー少年のとき永井秀樹は、カズについで憧れの選手であったのです。 38歳の彼は、まだピッチでもがいているようです。 こんなルポ…

すまん、青年!

東京にも秋がじわじわとやってきています。 窓を開けると虫の声と一緒にひんやりした空気が部屋に流れ込んできます。 いい季節だなあ〜、なんていい気分になって横になると真夜中、そんな風と一緒に若者の声が。 我が家は杉並区内の住宅街にあるのですが、と…

帰国。

北欧バックパッキングから帰ってきました。北極圏のラップランド。 大西洋の暖流の影響で、北極圏といえども温かく、湿度が高いため特殊な生態系が息づく荒野が、僕のお気に入りフィールド。 スウェーデンでもっともデカくて、歴史のあるサーレク国立公園の…

いってきます!

明日から再び、北欧の北極圏へ歩きに行ってきます。 昨年よりも時期が一か月遅いので、寒さが心配。 でも、紅葉とオーロラに期待!昨年、北極圏トレイルを歩いているときに出会ったフィンランド人のミッコが言っていた。 「来年は、9月にこいよ。9月のラッ…

動物になる前に

5泊6日の北アルプス縦走へ行ってきた。 エイ出版「フィールドライフ」秋号の取材。 原稿書きはモデルのユキちゃんにまかせて今回はコーディネイト&ボッカ役。 重量30キロオーバーのザックは、北欧遠征前にいいトレーニングになったぞ。いつもそうなんだけど…

雲ノ平へ

もう8月も3分の2を過ぎてしまった。 8月は何をしていたのかあんまり記憶がないや。 山に登って、取材して、原稿書いて、ビール飲んで・・・。 その繰り返し。そんなわけであしたからまた山へ。 上高地から槍ヶ岳、雲ノ平、神岡新道という見所もりだくさ…

マラソン

幻冬舎のGOETHEという雑誌の仕事でアシックスが運営するランニングラボへ体験取材に行ってきた。 なんとオレ、いまの心肺能力と筋力でフルマラソンを3時間半で走れるらしい! マラソンやってみようかなあ、なんて1時間くらい真剣に考えたけどやめた。かれ…

フィールドライフ web版

『フィールドライフ』夏号で書いた『北欧バックパッキング』がwebでも読めるようになりました。 no.24の最新号をクリック。 P164ページからになります。便利な世の中ですね〜。 アイルランドやインドネシアに住む友人にも教えてあげよっと。

呼び出し

ホーボージュンさんに呼び出され神田へ。 西口商店街で出会っていきなりの飛び蹴り。 いてーよ、こんにゃろーと逆襲。(ウソ)ジュンさんが帰りやすいように神田なんだろうけれど、いつも電車で帰ったためしがない。 いつも終電を逃した人が乗り込む深夜バス…

フィールドライフ 北欧Backpacking 続き

北欧の北極圏トレイル450キロを歩いたあと、リトセンからバスで数時間ほどいった街のキャンプ場で静養していた。 足が回復したら、再び歩こうと思っていたのだ。 しかし、足の調子は一向に直らなかった。足を引きづりながら、寝台列車で夜をあかし、スウェー…

燕三条

小学館「ビーパル」の取材で、いま新潟県の燕三条にいる。 ぼくの母は、燕生まれ、燕育ち。 ぼくの父は、三条生まれ、三条育ち。ぼくは生粋の燕三条人なんです。東京へ出てくるまで燕三条がアウトドアの街だなんて一瞬も思わなかった。三条のスノーピーク、…

Google map

グーグルマップでロケハンするというカメラマンがいた。 そこで、この夏に歩こうと思っている北欧の大地を調べてみた。 するとほんとに出てきやがった。 うれしいような、かなしいような。大きな地図で見る

リニア中央新幹線

リニアモーターカーで東京〜大阪間を約1時間で結ぶ計画があるそうな。 「これで南アルプスへもすぐにいけていいや」 なんて思ってはいけません。 いま問題になっているのはその線路を敷くルート。A 長野県茅野、伊那、飯田を通り南アルプスを迂回 B Aのさら…

沢登り in okutitibu

今日は東京でも比較的涼しかったですね。 近くの公園でハンモック張って本を読んだり、映画「劔岳」でも観に行きたい陽気だったけど、週末放置していた原稿があり部屋に缶詰状態。 開けっぴろげた窓からは初夏の清々しい風と小鳥のさえずりが。 こんなときは…

仕事

成人の日のNHK特番でインタビュアーが糸井重里にこう聞いた。「オトナになったと思った瞬間はいつですか?」糸井重里はこう答えた。「与えられるんじゃなくて、自分で仕掛けて仕事をしたときかな」糸井重里のオトナ理論に従えば、ぼくはまだ完全にオトナじゃ…

オーロラ

これは2年前にカナダのイエローナイフで見たオーロラ。 オーロラが出たとたん何も考えられなくなった。 気温はマイナス18℃だったけれど、寒さなんか感じなくなった。 ただただ目とカメラで記録するだけが精一杯だった。 なにが起きているのか頭で一生懸命…

徳本峠から上高地へ

島々から徳本峠を越えて、上高地の徳沢へ。 こちらも学研「okugai」2号の取材。 クソ重たいヒルバーグの「アトラス」8人用テント&4人×3日分の食料でパンパンのグレゴリー「ホイットニー90ℓ」を背負って峠越え。 昔、上高地に行くにはみんなこのルートを…

トウキョウトレイル2

学研「okugai」の連載企画「トウキョウトレイルを歩く」で、奥秩父を歩いてきた。 トウキョウの一滴を探しにいってきたのだ。 秩父の三峰神社から雲取山〜将監峠〜雁峠〜広瀬湖まで。 この辺は、なんど行ってもいい。 北アルプス、南アルプスとはまた違った…

故郷の山へ

5月5日こどもの日。 小学校のときに遠足で毎年登っていた弥彦山に登ってきた。 わずか標高600mくらいだけど、日本海に浮かぶ佐渡島、田んぼが広がる越後平野が見渡せる。 僕が山に興味を持つキッカケとなった山だ。背中には甥っ子のカンタくん。 よく兄貴が…

新しいテント

ある人からインテグラルデザインの「シルドーム」を安く購入した。 虫がいる低地ならコイツにハイカーズデポで買ったブレットシュナイダーの「エクストラライトモスキートネット」をつるそう。次回の山行が楽しみだ。 自立しないのがネックだけれど。タープ…

北極圏へ再び

夏、発売の雑誌作りで忙しい。 このくたびれた体と乾燥しきった心を9月に北極圏で爆発させるのだ。今年もまた北欧へ歩きに行こう。 今回はスウェーデンのサーレクという国立公園内を200キロくらいの予定。 道がないので、ルートファインディングの実力が試…

400m

サバイバル登山家の服部文祥さんに誘われて、夢の島競技場へいってきた。 スパイクを履いて、トラックで走るのは16年ぶり。 いやあ、広いトラックのうえに立つと海風がきもちいい。中学3年のときサッカー部なのに全校生徒が少ないからという理由で市内陸上…

okugai

学研から「okugai」というアウトドア雑誌が創刊された。 創刊から携わった雑誌はこれがはじめて。思えば、あの一言からはじまったのだ。 「okugai」の編集長タニカワさんと別の雑誌の仕事で西丹沢へ行ったときだ。 ぼくらは沢でタープを張り、焚き火をし、強…

理不尽なこと

いやあ、だれがなんと言おうとオレは許さないぞ。山のことを思って寝よう。 photo by yaji-